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spirit of wine

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「おっとや〜〜聞いていますか」
 え〜と、トキヤに酒を飲ませたのは誰!?
 誕生日にトキヤが酔っぱらって以来、俺は口を酸っぱくして飲酒をしないようにトキヤに言っていた。トキヤも酔って記憶を飛ばしたのが堪えたのか、外で飲酒しないって言っていたのに。
 俺がトキヤの帰りを、トキヤの部屋で待っていると、酔ったトキヤが、レンに連れられて帰宅してこの有様だ。流石に酔っぱらいをベッドまで運べなくて、リビングのソファで休憩中。
 力が入らないのか、ふにゃふにゃなトキヤが俺にベッタリと寄りかかる。
「はいはい。聞いてるよ……」
 ポンポンと背中を叩きながら返事をする。
 普段から理性的に振る舞うことを自身に強いているせいか、トキヤは酔うと開放的になるらしい。口が滑りやすくなる。
 何度か部屋で飲酒をしたときのトキヤの傾向を分析した俺なりの結論だ。
「今日は〜映画の撮影の打ち上げだったんです」
 余程楽しかったのか、ニコニコと笑っている。トキヤは主演映画の撮影にここのところかかりきりで、俺は放置されていた。
 かれこれ一ヶ月ぶりの恋人との逢瀬に、これは酷いんじゃない。本当にたまたまクランクアップ後のトキヤの休暇と俺の休みが重なって、明日は一日ゆっくり出来るから、今日はトキヤといっぱいいちゃいちゃするつもりだったのに。
 これじゃ酔っぱらいの介抱で終わってしまう。
「そっか〜〜よかったね〜〜」
 返事が棒読みになるのも仕方ないよね。
「だから、今日でやっと撮影もお終いです」
 今の話が何でだからで続くのかなんて、酔っぱらいの話を追求しちゃ駄目駄目。
 俺の関心の低さが伝わったのか、トキヤがむぅと唇を曲げる。
「撮影もお終いなんです!」
 そうして俺の膝に乗り上げて、両手で俺の頬を抓り上げてくる。
「いたっいたた」
 たいした力は入っていないけど、痛いものは痛い。何がお気に召さないの。
「お終いなんです!」
 三度も繰り返された言葉の重要性は、嫌でも気が付く。でも撮影が終わったからどうだっていうの。本当に酔っぱらいは面倒くさい。
「私といちゃいちゃしたくないんですか」
「あっ……ちょっ――トキヤ!」
 俺の膝の上に座っていたトキヤは、尻を動かして、ちょうどそこは股間の上だって!
 グリグリと俺の息子を刺激してくれる。
 トキヤの尻の下で、そりゃもう俺の愚息は一気に大きくなった。
「ふふっ」
 その上に座っているんだから、俺のちんこの状態はトキヤに筒抜けだ。やけに嬉しそうに笑いながら、俺の頬を両手で包んだトキヤが、顔を近づける。
「私といちゃいちゃしたいんですね」
 ぶちゅうと音がしそうなくらい唇がくっついてきて、ごちそうさまです。俺は全力でトキヤの口の中を味わせてもらった。
「ふ……っう」
 クチュクチュと唾液が混じり合う。頬からトキヤの手が外れて、今度は俺がトキヤを支えるために、その小さな顔に片手を添える。
「は――ふっあっ」
 チュッとリップ音が響いたと思えば、もう一度クチュクチュカチャカチャと音がする。
 ん? カチャカチャ??
 水音とは違う、金属音がして、俺は舌の動きを止めた。
「音也」
 その俺の行動に顔を離したトキヤが不満の声を上げる。
 いやいや。トキヤさん。
 トキヤの両手は、自身のベルトに掛かり、トキヤのちんこがこんにちわをしていた。
 思わずそれをじっと見詰めてしまい、トキヤもようやく俺の視線に気が付く。
「キスだけでこんなになっちゃいました」
 まるで見せつけるように膝立ちになったトキヤが、一気にズボンと下着をずり下げる。
 真っ白な太股が目に毒なのに。トキヤは俺の膝に尻を付いて――もちろんその尻は素肌だ――下半身素っ裸になった。
 俺の膝の上で、パッカリと膝を開くトキヤが正気のはずがない。酒の勢いで、とんでもなく大胆になっているみたいだ。
「音也に会えない間、ここが寂しかったです」
 左手で股間のちんこをどけて、右手でさらにその奥の尻の穴を広げながら、恥ずかしそうにするって、絶対に普段のトキヤじゃあり得ない。酒で顔が赤いけど、羞恥で頬を赤らめてたら、多分俺はそれだけでトキヤを押し倒して、理性を吹っ飛ばしていただろう。
「俺に会えなくて、寂しかったのはここだけ?」
 ちょっと高い位置にあるトキヤの腰に、左腕を回して、後ろから右手でトキヤの尻を探る。俺が尻の穴に触れると、トキヤの指は離れていく。
 寂しかったってのは本当みたいだ。何もしていないはずのそこが、すでにヒクヒクと動いている。
 俺が指の腹を押し当てただけで、きゅうっと吸い付いてくる穴は、今すぐ指を突き立てたくなる。
 でも、今はそれはあと。
「俺はトキヤに会いたくて会いたくて、寂しくてたまらなかったんだけど、トキヤは寂しくなかったの?」
 俺の質問に、少しだけ間が空く。そして、ふにゃりと表情を崩して、眉尻が下がったトキヤが抱きついてきた。
「私も寂しかったです」
 あ――ちょっと失敗したかも。トキヤ、グズグズ泣き始めちゃった。
 いかに撮影中俺に会えなくて寂しかったのか、延々聞かされる。この状況でそれって、蛇の生殺しと一緒だ。ここで吐き出させておかなきゃ、そろそろトキヤも限界っぽかったからしょうがないんだけど、俺の理性がいつまで持つかなぁ……。
 トキヤの肩越しに見える蛍光灯が眩しい。
 俺はひたすらうんうんと頷いて、トキヤが満足するまで聞き役に徹した。
 ようやくトキヤの愚痴が終わる頃、俺はごそごそとソファーのクッションの下を漁る。何事も準備は大事だっていうけど、これもそうだよね。部屋のあちこちに隠している潤滑剤とコンドームが出てくる。
 トキヤの部屋だけど、隠しているのは俺だ。初めは目くじら立てて怒っていたトキヤも、最近は諦めたのかその便利さに負けたのか、何も言わない。一回始めちゃうと、トキヤもわざわざ移動するのに一時中断するのが嫌みたい。
 盛った場所で最後まで出来るのは、やっぱりいいよね。俺ら若いし。
 俺はピストン型の潤滑ジェルを手に持って、トキヤの尻にブスリと刺す。
 一回使い切りのこれは、隠すのにも便利で、最近は愛用している。
「うっ……ん」
 冷たかったのか、トキヤが呻く。でもそれ以上文句を言ってこないから、不満はないのだろう。
 奥も浅いところも満遍なく濡れるように、ピストン部分を押しながら、ゆっくりと抜いていく。ボールペンサイズのこれくらいなら、まだまだ初心者のトキヤの尻の穴も余裕で飲み込む。
 中身を全部出し切って、尻から引っこ抜いたそれはぽいっと投げ捨てて、トキヤの尻穴へ指を突っ込んだ。
「おとやっ!」
 乱暴にされたのが不満なのか、トキヤが怒りの声を上げる。いつもは一人で何でも出来ますって顔で気を張っているからか、酔ったときは真綿で包むように優しくしないとたちまち怒り出してしまう。
 でも。
「我慢出来ない……」
 トキヤを下から伺うように見上げれば、ほら。
「仕方ないですね」
 トキヤも広い心で許してくれる。
 それに、トキヤの内壁はうねうねと躍動して、すでに俺の指へ美味しそうにむしゃぶりついている。思ったより柔らかいから、もしかして俺がいない間、一人で弄ったりしていたのかな。
「ねえ……もしかして、ここ」
 中に入れた指をクイクイと曲げる。
「ひゃあん」
 トキヤは背中を反らして、尻の中を締め付ける。
「一人で弄ってた?」
 お酒で真っ赤だった顔が、さらに赤く染まった。
「だって……だって!」
 あ、やばっ!
 トキヤの瞳に水分が盛り上がっている。
「嬉しいなっ。離れていても俺のこと考えてくれていたんだ」
 慌てて、あやすように唇にバードキスをすると、あっと言う間にトキヤの機嫌が直った。
「当たり前です。私はあなたの恋人ですから」
 すんごいドヤ顔で言われる。うんうん。恋人だもんね。
 外で恋人同士だと明かせないせいか、最近のトキヤは家の中でやたら恋人面したがる。恋人同士なんだからって常に接頭語が付いて、スケジュールの確認をしたり、食べたいものを確認したり。
 まあ、俺が帰る頃にわざわざ部屋で食事を作って待ってくれていて、俺も嬉しいんだけどね。一個上のトキヤだけど、こういう所は初心な少女のようで、可愛らしい。
「もう大丈夫かな……」
 トキヤが自分で弄っていたおかげか、すぐに入り口が綻んでくる。指を三本入れても痛くないみたい。試しに広げてみたら、入り口がぐにゃりと広がった。
「音也……っ」
 トキヤも「我慢出来ない」と視線で語る。
 俺はトキヤの腰を引き寄せて、俺の股間の上に膝立ちさせた。
 そのまま勢いよく腰を落としそうなトキヤにブレーキを掛けながら、俺のちんこの上に、トキヤの尻の穴を合わせる。
「少しずつ腰を落として」
 促すと、トキヤが腰を沈め始める。俺はトキヤの腰を両手で掴んで、逸るトキヤを押さえて、ゆっくりと挿入を進める。
「は……ぁっ――ンッ!」
 ちゅぷりと柔らかく解れた入り口が亀頭を飲み込んで、少しずつ少しずつ、俺のちんこは柔らかいうねりに包まれていく。
 トキヤの膝がガクガク震えだして、下半身から力が抜けている。俺の支えがなければ、一気に俺のちんこでトキヤは串刺しになっていただろう。
 けれど、急な挿入で、トキヤの肉襞を傷付けたら大変だから、理性を総動員して俺はゆっくりことを進めていく。
「ああ……おとやぁ」
 俺を見下ろすトキヤの瞳は潤んでいる。だらしなく開いてしまった口から、唾液が零れてくる。
 それが俺の腹を汚すけど、そんなの知ったことじゃない。
 きゅうきゅううねうね動く内壁に、俺の理性も持っていかれそうだ。
 ほとんど根本までトキヤの中に入ってやっと、俺は両手を離した。
「や――あっ!」
 ベッタリと俺の下腹部へ尻をつけたトキヤが、内股を震わせながらピクピク動いている。
 勃起したトキヤのちんこはもう先走りでベチョベチョで、反り返ってプルプル震えている。俺のちんこを締め付ける内壁の様子に、俺はトキヤの快感の度合いを知った。
 俺のちんこを尻の穴に受け入れて、喜びに震えるトキヤが可愛くて、俺はちょっと背伸びしてトキヤの唇にキスをする。
 唇が触れあうと、トキヤが舌を伸ばしてきて、くちゅくちゅお互いの舌と口内を貪って、ダラダラと唾液を溢れさせる。
 空いた両手は、トキヤのいまだにシャツに覆われた胸をまさぐって、ちょこんと勃起している乳首を見つけ出し、捏ねくり回す。
「ほふっ」
 キスで塞がった唇に、トキヤが喘ぐように息を継ぐ。
「動ける?」
 俺の上に座り込んじゃったトキヤに、俺は一瞬唇が離れた隙を突いて、訊いてみる。
 トキヤはキスをしたまま首を振るっていう、器用な芸当にでた。
 そんなに俺とのキスが好きなんだと、俺はますますトキヤが好きになる。
 ガツガツ腰を動かしてトキヤの中を突くのもいいけど、今のままでもイけそうな気がする。トキヤが気持ちよくなると、内壁が痙攣するように震えて、俺のちんこを締め付けてくれる。それだけでも充分気持ちよい。このままトキヤを追い上げてみてもいいかも知れないと思った俺は、ずーっとキスをしながら、トキヤの胸をグリグリと押してみた。
「――っ!」
 ポタポタと腹に雫が落ちる。トキヤのちんこから先走りなのか精液なのか、何かが溢れている。キスしたままじゃ何が出ているのかわからないけど、もっとトキヤを気持ちよくしてあげようと思って、乳首を指で挟んで引っ張ってみた。
「――ッやあ!」
 トキヤが仰け反った。
「――クッ」
 奥の方まで痙攣する内壁に、俺も息を詰まらせる。入り口をきつく締め付けられ、ちんこの先っぽまでうねうねと肉襞で包まれて、俺のちんこはドクリと大きくなる。
 いつの間にか腹に白い水たまりが出来ていた。乳首を抓られて、トキヤはイッてしまっていた。
 俺はそれを確認して、一度トキヤの腰を持ち上げて、――落とした。
「――ひぃやあああ!!」
 トキヤの肉襞が俺に絡まったままちんこを引っこ抜いて、もう一度突き刺すっていう荒技に、トキヤのちんこからところてんのように精液が溢れ出た。
 俺もトキヤの内壁の動きに、精液をぶちまける。トキヤの腹の奥へ俺の精液をまき散らしながら、トキヤを抱き締めた。
「トキヤ、大好き――だよ」
 半分正気を飛ばした――元から、飲酒で正気なんか飛ばしてたけど――トキヤが、俺の言葉に嬉しそうに表情を崩している。
 それがまた、可愛くて。
 トキヤの中で精液をぶちまけたばかりの俺の息子は、もう一度むくりと勃ち上がってしまった。
「はふ――っ」
 それがトキヤにもわかったのか、薄い腹を右手で撫でている。
「もう一回、いい?」
 ほとんど俺の質問の意味も理解していなさそうなのに、トキヤは俺にギュッと抱きついてきて、尻を上下に揺すり始めた。
「――ぅんっ――ぅぁ」
 踏ん張っているつもりなのか、ときおり息を詰める声がする。でも、トキヤの努力も虚しく、ほとんど尻は上がっていない。
 俺の腹とトキヤの腹で、トキヤのちんこが擦れてくすぐったい。
 頑張って動いているトキヤも可愛いから、もうちょっとこのまま頑張ってもらうか、本能に従って、トキヤを押し倒すか。
 究極の選択だ。すべすべのトキヤの尻を左手で撫で回しながら、俺は思案した。
 うん。折角自分で動いてくれているんだ。トキヤがギブアップするまではこのまま楽しもう。
 そう決めて、俺はちょっとだけトキヤの動きを手伝って上げながら、尻や太股の手触りを楽しんだ。
 ゆっさゆっさトキヤが揺れる。ほんの少しの擦れる感触でも、生き物のように動く内壁に、俺のちんこは元気いっぱいだ。
 もうすでに臨戦態勢、発射準備完了。
 悪戯心を出して、いっぱいに広がっている襞を右手の人差し指の腹で探ってみたら、トキヤの動きが止まってしまった。
「――ふぇ……おとやぁ」
 限界らしい。トキヤが縋るような声を出す。
「もう動けない?」
 訊くと、うんうんと頷きが返る。
「そっか」
 俺はトキヤの腰を抱いて、身体を動かした。
 ベッドに正常位でトキヤを押し倒す。
 トキヤに膝を抱えさせると、素直に持ってくれる。俺のちんこを尻の穴に入れられたまま、トキヤはパカリとご開帳。
 やっぱりトキヤって身体柔らかいよね。こんな無理な姿勢なのに、全然平気そうだ。
 俺はトキヤの腰を掴んで、ずりずりとちんこをトキヤの中から引っこ抜く。そんで、かり首のところで一旦止めて、もう一度押し込んだ。
「ひゃ――!」
 トキヤの嬌声が上がる。
 捲れ上がった襞が、それはもう美味しそうに俺のちんこを飲み込んでいく。
 もう一回。
 何度も同じ動きを繰り返して、段々早く。
 トキヤのちんこもいつの間にか勃起して、トキヤの白く薄い腹に水たまりを作っている。
 最後に一突き。ガツンと腰を叩き付けたら、トキヤのちんこからびゅびゅっと精液が飛び出ていった。俺のちんこもトキヤの腹の中に精液を吐き出している。
 トキヤは仰け反って、ビクンビクンと痙攣している。俺は最後の一滴までトキヤの中へ射精して、自分のちんこをトキヤの中から引き抜いた。
 真っ赤に腫れ上がり、パッカリと口を開けた尻穴がエロい。なかなか元のようにキュッと締まらないのか、だらしなく口を開けたまま、中の肉が見えている。
 気持ち良さそうに痙攣しているトキヤに、俺は一度中の精液を掻き出してあげようと思いつく。まるで誂えたように俺のちんこを包んでくれるトキヤの尻穴だけど、残念ながら本来はその用途じゃないから、いつまでも入れっぱなしだとお腹を壊してしまう。コンドームを着けなかったから、たっぷり溜まっていた二回分の精液が、トキヤの腹の中だ。
 幸い、口を開けたままの入り口は、二、三本の指なら簡単に飲み込んでくれそうだった。
 俺は右手の人差し指と中指をトキヤの中へ突っ込んで、内部を探った。
 俺の指の形に添って、ぐにゃりと形を変える内壁は、尻穴で異物を受け入れることに慣れたものだ。
 奥の方の湿った感触に、指を絡めるようにして一回抜くと、指が白く汚れている。それを手近な布で拭き取って、もう一回指を突っ込んだ。
 そうして、その液体を掻き出すように指を動かすと、指の隙間から白い液体がトロリと溢れ出す。
 トロリトロリと溢れて来る精液をさっき指を拭った布で――ああ、トキヤのパンツだ――拭き取って、トキヤの頬を叩く。
「トキヤ! トキヤ!」
 けど、意識を飛ばしたトキヤは目を覚まさない。しまいにはくうくうと寝息が聞こえて来て、これはダメだと俺は諦めた。
 こうなるとトキヤはしばらく目を覚まさない。
 俺は仕方なく、こんなときのために用意している洗浄器具を取り出して、トキヤの尻の下へおむつを敷く。日本のおむつって凄いんだよ。コップ一杯分なんて、あっと言う間に吸い取ってくれるんだ。だから俺は結構トキヤに内緒で、重宝させてもらってる。
 浣腸器から伸びるカテーテルをトキヤの尻へ突っ込んで、おむつのテープを止めて。そうして、トキヤを後ろから抱っこして、浣腸器のピストンを押し込んだ。
 少しずつ少しずつぬるま湯を入れていく。入り口をストッパーで止めていないから、多分ダラダラと水は流れているはずだ。段々減っていくぬるま湯と、重くなっていくおむつに、俺は状況を把握する。
 最後までピストンを押し込んで、ぬるま湯がなくなってようやく、トキヤのおむつを大公開〜〜。
 テープを剥がしてトキヤのちんこを露わにすると、おむつはどっしりと湿っている。まだ少しだけチロチロと零れる水に、腹をマッサージして腸を動かしてあげる。
 だいたいの水分を出し切って、ようやく作業は終わり。
 トキヤを頑張ってベッドへ運んで、手早くリビングを片付けて、俺もやっとベッドへ飛び込んだ。
 ふぅ〜疲れた。
 布団に二人でくるまると、眠気がやってくる。時計の針は、かなり前に日付が変わっている。抱き寄せたトキヤの尻が少し湿っていたけど、もう流石に疲れたから、今日は無理。
 腹に残った水分が漏れているんだろうなと思いながらも、俺は力尽きた。
 おやすみ!




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